博士の審査終了まで
博士取得までの道程をメモっておく.
D3(2017年度)
0411:中間発表(時期が遅すぎてもはや中間ではない)
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06XX:審査申請書類を事務に提出.
07XX:博士論文用のTex環境を整え始める.
07XX:投稿論文を投稿.
08XX:学会を申し込む.
08XX:審査の流れについて説明を受ける.
本審査は遅くて1月
・予備審査は本審査の1ヶ月前
・博士論文を副査に渡すのは,予備審査の1ヶ月前.
→ 遅くて,11月には博士論文完成
.
09XX:博士論文を書き始める.
10XX:学会参加(2泊3日).
1102:投稿論文のレフェリーコメントが来る,論文修正.
11XX:博士論文の主要な結果以外は書き終える.11月中に完成させなければいけないのに,議論を先延ばしされる.
1108:ゼミで主要な結果について議論したい言ったら,最近の結果だけ報告してくれと言われる.
1113:全体の結果について議論したいと連絡するも,4日後にやろうと言われる.
1117:ゼミで報告も,反応がよくない
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1122:投稿論文の直しを投稿.
1122:博士論文の成果を列挙して送ってくれと言われる.
1123:成果をまとめを送る.定量的に評価しろと言われる
定量評価は仮定ばかりで無理だと思いながらも評価し,送る.
1124:計算時の仮定に根拠がない,無理があると言われる.
1127:2時間に渡って博士論文を提出できない理由について説明を受け,延期を決定.ちーん.
12XX:足りないデータを取り始める.
03XX:実験を平行して行うために,装置を買ってほしいという.
D4(2018年度)
0425:再度,審査申請書類を事務に提出
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0427:学振PDも書き始める.
0505:測定を外注.
05XX:そういえば,本審査は6月中にやらないといけないからと言われる
.急いで博士論文を書き上げる.
0514:注文していた装置が届くも,もう実験はやらないよ.
05XX:学振PD提出
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0515:外注した測定業者へ試料を送る.0601に結果を報告してくれるらしい.
0521:審査の日程を決め始める
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0531:外注した測定結果を博士論文へ入れてほしいとのことだったので、,0604に博士論文を副査に渡す予定になる.
0601:業者から測定結果について報告が送られてくるが、,解釈が難しく,0604に再度連絡しろとのこと.
0604:測定結果が送られてくる.結果を入れることなく博士論文を副査に渡す
副査に渡したあとに博士論文に測定結果を入れて,
再度,明日,修正版を渡したほうがいいと言われるも,予備審査のpptが間に合わないと言って無視
.諦めー.
0608:予備審査
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0627:本審査
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0706:博士論文の製本を依頼.
製本については別に書いた.
博士論文を製本してきた - PDの暇つぶし
0714:製本した博士論文を提出.
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結局,データが不十分で半年,延びってしまった.
(むしろ,半年で済んでよかった…)
半年分だけ多く学費がかかってしまったが,DC2にD3で受かっていたので,
D4になってもDCのお金の十分賄うことができた.
必要ない苦労なし博士を修了するには,
- 主力データを外部機関に頼らずに,自分の所属機関で自由にとることができる.
- 主力データの測定に時間がかからない.
- 指導教員と相性がいい.
- 後輩がいる.
- 成果を発表する場がある.
が必要だと思った.
参考までに.